モロッコ発祥の鍋料理、タジン


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最近、注目の鍋があります。それはタジン鍋です。

そもそもタジン鍋とは何でしょうか。タジン鍋とは、モロッコなど西アフリカ発祥といわれている鍋のことです。

私も実は、数年前にモロッコに行ったときに、このタジン鍋を食べてきました。そのとき食べたのは高級レストランなのですが、もちろん高級レストランだけでなく、庶民的なお店、モロッコの都市であるマラケシュでは、屋台でもタジン鍋が販売されており、モロッコのソウルフードです。

そんなタジン鍋ですが、鍋本体はかなり特徴的な形をしています。浅くて底の広い鍋があり、蓋は円錐状の形をしています。

もちろんこの円錐の形にはちゃんと意味があります。タジン鍋で使うのは野菜がメインです。

野菜をそのまま入れます。鍋料理ですが水は入れません。

蓋をして火にかけると、野菜から水分が発生します。水蒸気は上に立ち昇っていくのですが、その全てが円錐状の蓋に集まり、その水分が再び下に還流されていきます。

それを繰り返すことによって、鍋の蓋を開けると、水を一滴も入れていないのに、野菜は中までしっかりと火が通っていて、底の方には水分がたまっています。栄養も逃すことなく摂取できるので、大変にありがたいことであります。

モロッコはもともと水が大変に貴重な国です。南の方にはサハラ砂漠も広がっていますので、お分かりいただけるでしょう。

水が貴重なモロッコで、野菜の水分を上手に使った鍋料理、学ぶところも多いと思います。


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